しただ郷エコツーリズム推進協議会 eco tourism

エコツアーのルール

ルール

しただ郷エコツーリズムの基本方針

三条市しただ郷は総面積の85%が森林に覆われ、福島県境につながる山紫水明に恵まれた豊かな土地です。長い歴史の中で自然を守り、活かしながら人々が生活してきた独自固有の文化のある地域です。私たちは、この地域の多様な自然環境を守り、未来に継承していくために以下の3つの方針を定めます。

  • しただ郷の豊かな自然環境を保全し、次世代に残していきます。
  • 持続可能な地域文化・歴史の活用及び継承を目指します。
  • 人と人との交流を図り、地域住民が地元に愛着を持てることを目指します。

ご参加されるみなさまのご協力をよろしくお願いします。

しただ郷の自然・歴史・文化に関わる人のルール

しただ郷エコツーリズム推進協議会において案としてまとめました。

1.動植物・生態系を守るために
  • 野生動植物の捕獲・採取は許可された場所・時期以外行わないようにしましょう。
  • 動植物を勝手に持ち去ったり、傷をつけたり、落書きはしないようにしましょう。
  • 観察のために捕まえた昆虫などは観察後は元に戻しましょう。
  • カモシカ、イヌワシ、ツキノワグマ、など、野生動物の生息地や個体を発見しても、近づかず、刺激を与えないようにしましょう。
  • 動植物を勝手に持ち去ったり、傷をつけたり、落書きはしないようにしましょう。
  • カタクリやヒメサユリ、カンアオイ、ギンラン、雪割草など、希少な植物を持ち去ったり、傷つけたりしないようにしましょう。
  • 野生動物にエサを与えないようにしましょう。
2.自然環境を守るために
  • ツアーガイドは里山や農地・林業地に入る場合、その土地の所有者又は管理者の許可を事前に取ってから企画を行ないましょう。
  • 参加者はエコツアーを行うガイドやインストラクターの指示や注意に従いましょう。
3.文化を守り、継承するために
  • 参加者は史跡や建物などに傷をつけたり、落書きをしないようにしましょう。
  • ガイド及び参加者は地域の人が持っている資料や文献を見たり触ったりするときは丁寧に扱いましょう。また、それらの借用はできるだけ避け、ツアーの目的以外には利用しないようにしましょう
  • 企画実施者は地域に伝わる伝統・文化が正しく継承されるようエコツアーでその内容が変わらないように注意しましょう。
4.地域住民の生活環境を守るために
  • 地域住民の暮らしや環境を守るために、参加者は地域住民やガイドの許可なく住宅の敷地や農地・林業地に入らないようにしましょう。
  • エコツアーのガイドは地域住民との信頼関係を維持するため事前に情報を提供したり、エコツアーへの理解を得るようにしましょう。
5.参加者の安全を守るために
  • 参加者はエコツアーのガイド・インストラクターの注意や判断に従いましょう。
  • 参加者は参加するエコツアーの内容について理解し、それらにふさわしい服装や準備を行い、何かあった時の対応を事前に確認しておきましょう。
  • ツアーガイドは事前にコースを確認し、安全にツアーを遂行できる時間配分・内容に留意し、万が一に備えた資材を準備しましょう。また、事前に保険に加入し、参加者に事前に明示するとともに、緊急時の連絡先等を明確にしておきましょう。
  • ツアーガイドは地滑りをおこしやすい場所や危険動植物を事前に把握し、怪我のないように危険箇所を避けて案内しましょう。
6.よりよいエコツアーとするために
  • ツアーガイドはツアー開始前にエコツアーの目的や考え方を参加者に説明し、理解してもらえるようにしましょう。
  • ツアーガイド及び参加者は、お互いに気持ちよくツアーを終えられるよう「気づかい」や「あいさつ」、「マナーの遵守」を行いましょう。
  • ツアー実施者及び申込受付け者はツアー内容を事前に参加者に明示し、準備物や服装などの注意を事前に呼びかけましょう。